セルロイド †
- アメリカのジョン・ハイアットは、火薬の原料に使われていたニトロセルロースに樟脳【しょうのう】を加えると、思い通りの形にできることを見つけた。ハイアットはこの物質に「セルロイド」という名を付けて売り出した。
- 本物の象牙のように硬く、弾力がある。
- ハイアットがセルロイドを発明する少し前に、イギリスのパークスもニトロセルロースからプラスチックを発明していた。
- パークスはそれに「パークサイン」という名を付けて、1862年のロンドン万博博覧会に出品した。
- パークスはパークサインでカラー(服の襟)を作って売りだした。しかし、パークスはあまり商売が上手ではなく、セルロイドほど有名にならなかった。
参考文献 †