*目次 [#a1875011] #contents *モデルガン組立キット GOVERNMENT M1911A1 HeavyWeight [#td705edf] -マルシン製モデルガンの組み立てキット --完成品版も販売されているが、キットの方が安い。 --また、組み立てを通じて銃の構造を知ることができる(キットの構造は実銃の構造と同じであるため)。 -コルト [[M1911A1]] ガバメントというハンドガン -定価:税込12,600 --[[Amazonで購入:http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006GKOI6A/securityakade-22]] --実売価格はもう少し安い。 -7mmプラグファイヤーカートリッジ(PFC)を用いることで、発火することができる。 -M1911A1の発火した場面の動画がyoutube等にアップロードされている。 --動画では発火が軽い音に聞こえるが、実際に目の前で発火すると思った以上の音が出る。 -部品をなくした場合は、個別に購入することが可能。 --取扱説明書にパーツリストと価格表が記載されている。 -マガジンにはカートリッジを最大7発まで入る。 --組み立てキットにはカートリッジが5発までしか付属されていない。 -グリップはABS樹脂であるが、5k前後で木製のグリップが売られている。 --これを装着すれば、より本物らしく見え、握った感触もよい。 -火薬をセットしていないカートリッジを使用した場合は、スライドを手動で引いてセットする。 -火薬をセットしたカートリッジを使用した場合、トリガーを引くと火薬が爆発してブローバックする。 --このとき、発火したカートリッジは自動的に外に排出され、次のカートリッジがフレームにセットされる。 -ジャムりやすい場合は、グリスを塗ったり調整する必要がある。 -製作時間:3時間 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_1.png) 開封時 #img(,clear) *組み立てに関して [#lba80307] -説明書が付属するため、これを読めば初心者でも組み立てられるが、若干注意点がある。 **組み立てに使用する道具 [#z07111aa] |道具名|必須|概要|h |[[マイナスドライバー]]|◎|小・中のものが必要。| |[[サンドペーパー]]|○|組み立てには必須ではないが、見た目をよくするためには必須。300番ぐらい・800番ぐらいの2つ。| |[[棒ヤスリ]]|△|バリを削るときに使用する。モデラーズナイフでもバリはカット可能。| |[[接着剤]]|○|グリップにメダリオン(COLT・馬が印刷されている丸型の部品)を固定するとき(のみ)に使用する。| |[[モデラーズナイフ]]|◎|カッターでも代用可能。タミヤ製の[[クラフトツールシリーズ No.40 モデラーズナイフ 74040:http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002LE7LB4/securityakade-22]]を使用した(付け刃がたくさん付属しているのでお得)。| |[[ピンセット]]|△|組み立て後に、チェンバーシールを張る場合にないときつい。完全組み立て前にチェンバーシールを張るならば、なくてもなんとかなる。| |[[ラジオペンチ]]|◎|先端が細いものを用意する。| |小型の[[ハンマー]]|△|ピンを奥まで押し込むときに使用する。なくてもなんとかなる。| |[[グリス]]|◎|金属部・プラスチック部の可動部に塗る必要がある。| |[[ガンオイル]]|△|金属部の可動部に塗る。グリスで代用可能。| |[[シリコンオイル]]|△|プラスチック部の可動部に塗る。グリスで代用可能。| **組み立てメモ [#ndfc8ea8] -細かい部品やばねなど飛びやすい部品も多いため、組み立ては箱の中で行う。 --部品も箱の中に入れたままにしておく。 -サンドペーパーを使って、組み立て前にフレームのパーティングラインを消すようにする。 --トリガーのくり抜き部にもパーティングラインはあるので、ここも同様に仕上げる。 --組み立て後でも消す作業は可能だが、組み立て前にある程度やっておいた方がよいだろう。 -使用するバネやピン状の部品は取扱説明書の実寸図を参考にする。 -ピンを挿入するときに、穴が狭くて奥まで挿入できない場面が何回かあった。その場合は、棒ヤスリなどで穴を若干広げて、ピンを挿入できるようにした(いきなり広げすぎないように)。 -手順7のマガジンキャッチの組み立てにおいて、マガジンキャップがスムーズに押せることを確認する。 --これがうまく動かないと、マガジンがフレームから取り出しにくくなる。 -手順10のシアースプリングの組み立てにおいて、図Aがわかりにくかった。手順11の下の図がわかりやすい。 --シアースプリングには切れ目が入っており、先端が3本の板が存在する。一番左の板には切り欠きがあるので、そこだけがシアーの上に乗るようにする。真ん中の板はディスコネクター(62番)の下に来るわけではなく、上に乗ること。 --ここがうまくいってないと、手順14のトリガー、ハンマー、グリップセフティが正しく動かないはずである。 ---正しい動きとしては、ハンマーを起こしてから、グリップセフティを押しているときにトリガーが奥まで引くと、ハンマーが戻る。グリップセフティを押さないときにはトリガーが少ししか引けず、ハンマーは戻らない。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_4.png) #img(,clear) -手順13のセフティロックの組み立てにおいて、ハンマーを起こしてからセフティロックがかけられることを確認する。 --ハンマーを起こさないとセフティロックはかけられないことに注意。 -手順21のスライドの組み立てにおいて、スライドをフレームに入れる前に、右隣に解説されているチェンバーシールの貼り付けを実行しておくとよい。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_2.png) 完成時(表) #img(,clear) #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_3.png) 完成時(裏) #img(,clear) **カートリッジの組み立て [#i9aae3e0] -火薬をセットする前にカートリッジをマガジンに入れて、動作することを確認する。 --マガジンのフォロアーの先端の角度によっては、スライドを引いたときに弾丸がフレーム内部にセットされにくい場合がある。このときは、フォロアーの先端の角度をラジオペンチで調整する。 -カートリッジは次の並びで設定する。ただし、プラグの溝にOリングをはめる(はめなくても一応動作はする)。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_5.png) カートリッジの構成部品 #img(,clear) -カートリッジ内のプラグにOリングをはめるときに、ラジオペンチでOリングを広げるとはめやすい。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_6.png) #img(,clear) *エアーコッキング型のM1911A1との比較 [#j9c968de] 同じマルシン製のエアーコッキング型のM1911A1([[Amazon:http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000BUZWQG/securityakade-22]])と比較してみた。 **エアーコッキング型の基本仕様 [#y61527f9] -エアーコッキング型なので、ガス型よりも威力は弱いが、ガスが不要なので手軽に楽しめる(ガンとBB弾のみでよい)。 -6mmBB弾対応。 -マガジンにはBB弾が最大25発入れることが可能。 -0.25gのBB弾を使用すると、飛距離が伸びる。 **見た目上の違い [#xb034a22] #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_7.png) 表(左がモデルガン型、右がエアーコッキング型) #img(,clear) -モデルガン型にはメダリオンが付いている。 -セフティロックの位置が異なる。 -スライド上にエンボス化されている馬のマークの形状が異なる。 -フレームのフォルムが異なる。 -エアーコッキング型は金属の光沢等がないため、モデルガン型よりも本物らしさがない。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_8.png) 裏(右がモデルガン型、左がエアーコッキング型) #img(,clear) -モデルガン型にはメダリオンが付いている。 -エアーコッキング型には警告シールが貼られている。 -エアーコッキング型はチェンバーシールにより、バレルが銀色に見える。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_9.png) ハンマー側(左がモデルガン型、右がエアーコッキング型) #img(,clear) -トリガーの形状が異なる。 -握り手下部の模様が異なる。 #img(http://security2600.sakura.ne.jp/main2/image4/M1911_10.png) 銃口側(左がモデルガン型、右がエアーコッキング型) #img(,clear) -スライド先端の照星(上の凸部)の形状が異なる。 -エアーコッキング型はBB弾を発射するため、バレル内が空洞になっている。 **その他の違い [#zcbf2488] -モデルガン型の場合は、フルコック((ハンマーが完全に倒れていること。))時のみに、セフティが作動する。 --一方、エアーコッキング型の場合は、ハンマーが倒れていてもセフティが作動する。 -当然モデルガン型の方が金属が使われているので、重量感がある。